言葉と文具が好きだから

言葉や文具が好き

"https://hatena.wackwack.net/v1.1/css/fulldisplay.min.css"/>

ペン体測定器?

万年筆の先端辺りを「ペン体」と呼びます。

下の写真の金色の部分です。

この下を、インクが先端に向かって流れていきます。

f:id:kotonoha65:20191104094145j:plain

ここの形状や長さを計りたいのですが、定規で1.0mm単位でしか計れませんし、ノギスは、両端にピッタリとあてがうことが出来ない箇所もあるので、正確な数字を出すことが出来ません。

なので、治具を作ってみました。

 

名付けて「ペン体測定器」 (そのまんまや・・・)。

f:id:kotonoha65:20191107090142j:plain

ペン置き場として使っているケースの端に、プラ板を取り付け。

今までは万年筆が動いてしまい、すぐ終わるはずの測定に時間がかかっていました。

プラ板のおかげでペン先が固定できるようになりました。

 

「もっと使いやすく出来ないかな? そうだ、反対側も分かりやすくしてみよう」

と考えたのが、これ。

f:id:kotonoha65:20191107090146j:plain

ペン体と軸の境目が分からないと、全長を計ることが出来ません。

今までは、そこをきっちり決めるのも大変でした。

再び、プラ板の登場。

このように下に敷いて、どこが境目か分かるようにしました。

 

完成品がこちら。

f:id:kotonoha65:20191107091837j:plain

二つのプラ板の間=ペン体の長さ

となります。

 

ちょっとした工夫ですが、作業スピードは格段に上がりました。

f:id:kotonoha65:20191107090152j:plain

細かい作業に限らず、道具があると作業が早くなりますね(笑)。

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ

えんぴつ 木製補助軸(ブナ材)

えんぴつが短くなった時に活躍するのが、えんぴつ補助軸です。

これは、スチール製の筒の外側に木(ブナ材)を取り付けたタイプ。

スチール製のモノに比べ、手触りや見た目は格段に良くなっています。

f:id:kotonoha65:20191104132826j:plain

 

使い方は簡単。

えんぴつを中に入れて締めるだけです。

f:id:kotonoha65:20191104132840j:plain

 

全長を計ってみましょう。

f:id:kotonoha65:20191104132837j:plain

 

全長

104.0mm

f:id:kotonoha65:20191104134801j:plain

 

次は内径

7.4mm

f:id:kotonoha65:20191104134810j:plain

 

続いて外径

11.9mm

f:id:kotonoha65:20191104134821j:plain


短くなっても、使えるモノは使いたいですよね。
使い切って、それからサヨナラしましょっ!

  

ー知っとくナットク情報ー

メーカー名  東京スライダ

モデル名

(購入年)

えんぴつ木製補助軸(ブナ材)

(2014年)

価格(税抜き定価)  500円

軸全長/筆記時/持ち径(mm)

104.0/11.9/7.4
えんぴつ固定方式 先端ネジ締め式

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ

paker 75(初めての万年筆)

初めて手にした万年筆は、親からのプレゼントです。

 

Paker 75 (真ちゅう・黒)。

当時は、価値も何も分からず、そのまま放置。

こんな年になってから使い込むとは、思ってもいませんでした(笑)。

 

f:id:kotonoha65:20191104100152j:plain

 

Pakerはクリップの部分の装飾に特徴があります。

 「矢羽」のような形が象徴的で、一目でPakerだと分かります。

f:id:kotonoha65:20191104100203j:plain

 

キャップ装着時 121mm。 

f:id:kotonoha65:20191104094150j:plain

 

筆記(キャップ軸後装着)時 141mm。

f:id:kotonoha65:20191104094132j:plain

 

ペンは手で持つので、持った時の「持ち径」をとても重視しています。

細くても太くてもしっくりきません。

自分好みの太さを知ることは大事です。

 

持ち径

11.0mm

f:id:kotonoha65:20191104105230j:plain


Pakerの万年筆には、キャップに、ある特徴があります。

キャップに隙間がある」のです。

インクが乾かないように密閉性を売りにしているメーカーもあるのですが、Pakerは逆。

様々な理由が言われていますが、真偽のほどは分かりません。

クリップと軸の間に隙間が空いているので、私はそこをねり消しで塞いでいます。

f:id:kotonoha65:20191104094140j:plain

 

次は「ペン体」。

筆記する先端の部分は「ペン体」と呼びます。

万年筆の場合、ここが扇形に拡がっていることが多いのですが、この「75」はストレート。

根元からまっすぐに先端に伸びています。

 

ペン体材質/形状

18金/ストレート

f:id:kotonoha65:20191104094145j:plain

 

ペン体長さ

17.4mm (0.05mm以下切り捨て)

f:id:kotonoha65:20191104094207j:plain

 

ペン体根元径

6.8mm

f:id:kotonoha65:20191104111628j:plain

 

好きな文房具に囲まれるってうれしいですね(笑)。



ー知っとくナットク情報ー

メーカー名

paker

モデル名

(購入年)

75

(1985年頃

価格(税抜き定価) 不詳

 

軸材/色

 

真ちゅう/黒
全長/筆記時/持ち径(mm) 126.0/141.0/11.0

ペン体材質/

/色/長さ(mm)

18k/金/17.2
ペン体形状/根元径/最大径(mm) ストレート/6.8/6.8
キャップ方式/インク方式

 かん口/カートリッジ

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ

マスキングテープカッターの刃 自作

マスキングテープってチョコッと留めるのに便利ですよね。

もともとは単色でただのテープでしたが、今はオシャレなものも多くなりました。

しかしオシャレになったのは、ある太さのモノだけ。

15mm幅のモノなんです。

f:id:kotonoha65:20191103044812j:plain

上の写真は、無印のテープカッター。

15mm対応です。

なので15mm幅のテープは、このようにしっくりきます。

しかし、私が持っているのはもっと太いモノ。

18・25・30mmです。

f:id:kotonoha65:20191103044800j:plain

 

試しに、一番細い18mmを付けてみましたが・・・。

f:id:kotonoha65:20191103044804j:plain

このように、刃の部分からはみ出してしまいます。

刃の部分まではキレイに切れますが、その後は悲惨な状態です。

 

100均で、18mm対応のニチバンのセロテープカッターがありました。

しかし・・・。

f:id:kotonoha65:20191103044808j:plain

刃の幅は大丈夫でしたが、テープの直径が大きく、ケースに収まり切りません。

もっと細くなったら使えると思いますが、一体いつになるのでしょう?

 

ホームセンターでこのようなモノが売っていました。

ですが、ちょっとイメージと違います。

 

「もう、あったま来たっ!」

と目に付けたのがこれ。

ラップの刃です。

f:id:kotonoha65:20191103044817j:plain

 

自作されている方がいたので、私も挑戦してみることにしました。

ネットってホントに様々な情報がありますね。

f:id:kotonoha65:20191103044819j:plain

用意するものは、マスキングテープ、使い終わったラップの入れ物、硬いモノが切れるハサミです。

 

f:id:kotonoha65:20191103044823j:plain

マジックで大体の場所を決めます。

無添加」のラップなので安心です(どこが?)

 

そしてカットっ!

f:id:kotonoha65:20191103044826j:plain

刃のところが硬いので、気を付けて作業をしましょう。

刃の部分だけでは細いので、紙の部分も少し使いました。

無添加」なので安心です(だから、どこが?)。

 

f:id:kotonoha65:20191103044829j:plain

テープの巻かれている方向に気を付けながら、取り付けていきます。

 

おぉ、いい感じやんけっ!!

もしかしたら私、ラップの入れ物の再利用のプロかも(笑)。

f:id:kotonoha65:20191103044834j:plain

25mm・30mmにも取り付けていきましょう。

一本のラップ入れから三つも作れるなんて、経済的です。

 

f:id:kotonoha65:20191103044837j:plain

全てに取り付け終えました。

やっぱり無添加はいいですね !(^^)!

 

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ

 

BEAU DESSINのペンケース(四本挿し)の手入れ

BEAU DESSINと書いて、「ボーデッサン」と読みます。

 海外のメーカーなのかと思いましたが、日本の、しかも下町のお店でした。

メーカーHP

 

購入したのは今から五年前の2014年。

四本挿しのペンケースですが、今はもう作ってないようです。

f:id:kotonoha65:20191101145305j:plain

 

中を開けるとこんな感じ。

全体的に細身の作りなので、あまり太いペンは入れられません。

f:id:kotonoha65:20191101145309j:plain

手で触っているので、オイルを塗布する必要はないのかもしれませんが、革製品であることに変わりはありません。

なのでお手入れをしてあげたいと思います。

 

f:id:kotonoha65:20191101145313j:plain

 手持ちの靴クリームを流用。

同じ革製品ですから、許してもらいましょう(笑)。

 

 

もともとそんなに厚い革ではありませんが、塗っていくうちに、しなやかさが増してくるのが分かります。

f:id:kotonoha65:20191101145317j:plain

 

四本挿しですが、全て入れると朝のラッシュのように窮屈な感じになるので、私は三本収めるだけにしています。

f:id:kotonoha65:20191101145322j:plain

 

丸めるとこんな感じ。

オイルを塗ったおかげか、全体的にしっとりとし、

落ち着いた色合いになった気がします。

f:id:kotonoha65:20191101145326j:plain

 

拡げた時もしなやかな感じになりました。

f:id:kotonoha65:20191101145329j:plain

お気に入りの道具を持って出かけるのは、楽しいですね。

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ

製図用シャープ(GRAPH GEAR 0.7・ぺんてる)

製図用のシャープ。

GRAPH GEAR 0.7mmです。

製図用のシャープの特徴は、基本的に銀軸で、持ち手の辺りに滑り止めが付いています。

f:id:kotonoha65:20191028164152j:plain

ただですね、本当に困るんです、こう言うのは。

だって、買う予定ではなかったモノですから。

ある店の「投げ売りコーナー」で見つけてしまったのです。

 

f:id:kotonoha65:20191028164156j:plain

こんな感じにシール跡が残っていても、アルコールで拭けばキレイになります。

気を付けなければいけないのは、ペン先。

尖っているので、落としたりして曲がっていたら使い物になりません。

「大丈夫そうだ・・・」

何度もノックを繰り返し、芯の出方を確認。

そして私はレジに行きました。

 

「これ下さい・・・」

f:id:kotonoha65:20191028164145j:plain

「ありがとうございます。11円になります」

そんな大きな声で言わなくても・・・。

 

「あいつ、あれしか買わないぞ」

「それしか、お金もってないのかしら?」

そんな冷たい視線から逃れるように、家に逃げ帰りました。

f:id:kotonoha65:20191028164148j:plain

値段シールと共に、シール跡もキレイに剥がしました。

 定価 500円+税なので、もとは550円のモノ。

ちょっといい買い物でしたね。

  

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ

 

出なくなったボールペンインク 復活っ!

今まで使えていたのに、急にインクが出なくなった。

久しぶりに使おうと思ったら、インクが出なくてイライラした。

何てことはありませんか?

私は、よくあります(笑)。

 

f:id:kotonoha65:20191026152026j:plain
ペン先が針のように細くなったボールペンを得意とする「OHTO」という会社があります(日本の会社です)。

画面では見ずらいですが、この軸は竹製。

ちょっと珍しいので、購入しました。

残念ながら、もう作っていないようです。

 

ボールペンのインクが出なくなる理由は大きく分けて二つ。

中のインクが固まってしまったか、ペン先のボールが動かなくなったか、です。

まずは、インクが固まっていないか確かめてみましょう。

 

使い終わった万年筆のインク入れにお湯を入れます。

写真のように一緒にバネも飛び出す時があるので無くさないよう、気をつけましょう。

f:id:kotonoha65:20191026151205j:plain

 

ゆったり温泉気分。

いい湯ですかぁ?

f:id:kotonoha65:20191026151209j:plain

 

約6分の入浴時間(笑)。

さぁ、どうでしょう?

f:id:kotonoha65:20191026151214j:plain

 

う~ん、まだかすれる・・・。

もう一回やってみよう。

f:id:kotonoha65:20191026151217j:plain

 

新たに沸かしたお湯で、再挑戦。

さぁ、今度こそっ!

f:id:kotonoha65:20191026151221j:plain

 10分経ちましたが、結果は同じ。

どうやらインクではなく、ペン先の模様です。

 

ペン先のポールを動かす方法は、いろいろな方々がさまざまな方法でされています。

ティッシュの上で書いてみる

・何度も8の字を書く

・ぐるぐると回して、遠心力を使ってみる

 

「ペン先を傷めずに、刺激を与えられればいいんだよな?」

と、ネットでは見つけられなかった方法を思いつきました。

それがこれ。

「ラッピングフィルム」です。

 

万年筆のペン先の調整で使われるモノで、紙やすりのさらに細かい版です。

f:id:kotonoha65:20191026151224j:plain

すでに万年筆で何度も使っているので、もう汚れに汚れていますが、まだ使えます。

この上で「8の字」を力を入れずに繰り返します。

角度や大きさを変えたりして、固まったボールが動くように書き続けます。

 

「あれ?」

急に抵抗がなくなった感覚がありました。

ペン先の動きが滑らかになった気がします。

「動いた?」

試しに書いてみると、しっかりとインクが出ました。

めでたし、めでたしです。

 

※ご自分でされる場合は、事故責任でお願いいたします。

 

 

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ スタイルのある暮らしへ にほんブログ村 雑貨ブログへ