「裏抜け」⇒「書き直し」
「裏抜け」という言葉をご存知ですか?
表に書いたのに、裏にまで文字が透けてしまうことです。
ボールペンや鉛筆ではほとんど起こらない現象ですが、私が主に使うのは万年筆。
そうなると、時々起こる現象です。
少しの箇所ならそのまま使うことも出来るかもしれません。
しかし、上の画像のように大部分を占めるとなるとそうもいきません。
面倒ですが、書き直すことにしました。
書きなおしたのは「購入ノート」。
購入したモノをキチンと書き残しておこうと、数年前から書き始めたモノです。
残しておかなければいいのに、残しておいたために、6年も前のモノを書き直さなくてはならなくなっています。
「裏抜け」の原因は分かっています。
使ったのは某100円ショップのルーズリーフ。
普段使いでは問題ないので、万年筆とは相性が悪かったのでしょう。
書き直し用には、もう少し値の張る、某有名メーカーのモノを選びました。
全てを書き直し、二つを並べてみます。
右側が有名メーカー品、左が100円ショップ。
メーカー品は、裏抜けしていないのが一目瞭然ですね。
ところどころ白く見えるのは、修正テープを使用しているからです。
「裏抜け」すると裏面が汚くなるばかりか、使えなくなってしまいます。
万年筆を使う際には、有名メーカー品を使うことにしたほうがいいようですね。